玉城真二郎 Posted July 12, 2018 Posted July 12, 2018 こんにちは。 タブレットをPOSに変える「モバイルPOS」もだいぶ認知度が上がってきました。 その中でも有名なのはやはりエアレジではないでしょうか。 しかしモバイルPOSを導入するならば、Loyverse POSレジ も捨てがたいところです。 そこで今回は2つのPOSレジを比較してみようと思います。 1.そもそもどんな会社? Loyverse POS Loyverse POSレジ はヨーロッパ初のモバイルPOSレジ開発会社です。 25言語に対応し、200以上の国で利用されている世界標準のモバイルPOSレジであるといえます。また、Google Playで3,000名以上のユーザーから平均評価4.7を得ていることも重要な指標です。 Loyverse POS レジはすでに有料オプションモデル(フリーミアムモデル)に移行し、安定的な成長が見込まれます。(参考:Loyverse POS 英語サイト) エアレジ エアレジはリクルートHDの子会社である「リクルートライフスタイル」が運営しています。現在のところ一切利益をあげることなく、完全無料で提供されています。 将来的には、集客による広告集稿や、業務支援での利益計上、オプション機能を有料で提供することなどが検討されています。(参考:DIAMOND IT&ビジネス) 2. 何ができるの? Loyverse POSレジ、エアレジはともにPOSレジに求められる基本的な機能を備えています。例えば、 商品の販売、記録 レシート印刷 商品在庫の記録 顧客情報管理 レジ内の金額管理 などをすることができます。 3. それで、何が違うの? いろいろなまとめ方があると思いますが、今回はエアレジの長所、Loyverse POSレジの長所というかたちでまとめようと思います。 Loyverse POSレジの長所(エアレジでできないこと) Androidで利用可能:Loyverse POSレジはAndroid端末で利用可能です。エアレジは iPhone, iPad のみのアプリケーションです。 従業員のアクセス権限の管理:従業員のアカウントでログインした際の行動範囲を制限できます。 セット商品:例えば商品一覧にハンバーガー、ポテト、ドリンクを登録しておけば、これら3つをハンバーガーセットとして販売可能です。売上ごとにハンバーガー、ポテト、ドリンクの在庫が計算されます。 高速な反応:個人の感想ですが、Loyverse POSレジの方が、画面遷移などの反応が高速であると感じます。エアレジでは商品編集画面などで内部でブラウザを読み込んでいるためと考えられます。 エアレジの長所(Loyverse POSでできないこと) 座席管理:エアレジでは専用の付属アプリを用いて座席管理が可能です。Loyverse POSレジの管理機能よりも優れています。 会計ソフトと連携可能 レシートの修正が可能 4. どっちを使えばいいの? これまでのまとめから考えると、Loyverse POSレジ、エアレジはそれぞれ以下のような人にオススメできそうです。 Loyverse POSレジ: Android端末を使いたい人(廉価な端末を使用したい人)、従業員の操作管理に不安がある人、複雑な商品を販売したい人 エアレジ: 座席の管理をPOSで行いたい人、会計ソフトと連携して確定申告を素早く行いたい人 さて、ここまで見てきましたが、Loyverse POSレジの強みは在庫管理に、エアレジの強みは連携ソフトにあるといえると言えそうです。 ぜひ、レジ選びの参考にしてください。 1
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